書を捨てよ、町へ出よう

Throw Away Your Books Rally in the Streets.

日々のメモ

・あっという間に2020年になってしまった。2019年を一言で表すならば「変化」の年だった。

 

・まず家族の変化。同居していた祖母と大切な親戚の叔父さんが亡くなった。それにともなって家族の雰囲気も変化があった。年末に箱根に家族旅行に行った。それは今年一人の人を看取った、特に母と父にとっての慰安旅行だったのかもしれない。

 

・仕事の変化。支店営業から本社の企画部署に異動。今まで日々見ていたQuickも見れなくなってしまい、仕事で接するのはお客様では無くて同じ会社の他部署の人。日々の会話も対象が変わったことにより変化。私よりも本社経験の長い相手に自分の考えを伝え、行動に移さなければいけないのだけれど、相手に適切に伝える力が正直ここまで自分に欠けているとは思わなかった。一方で年末は仕事に恵まれた。背中を押してくれる愛情深い上司でよかった。感謝。

 

・生活の変化。初めての一人暮らし。それに伴い一人飲みの楽しみを知ってしまう私。

 

・恋愛関係の変化。安定的な付き合いが継続中。不安定な付き合いが破綻。安定的な関係を一つ持つことができたという点で変化はあったのかもしれない。一方で、刺激を求めて自己愛の強い病的な人とも恋愛をしてしまったことについては、変化というよりは自分を理解するのに役立った一件だった。笑 この人はダメな人だ、とヤツと喧嘩して気がついたときに同時に感じたのは自分自身に対するショックだった。まるでバケツいっぱいの冷水を突如浴びせられたようなショックだった。「私、また同じ行動を繰り返してる」「私、回復したと思ってたけど違ったのか」と。だってあまりにも今までの人生の悪しき恋愛パターンと同じことを私は無意識にやっていたから。喧嘩後に呆然としながら振り返る。「自然体の私はこういう人が好きなんだ。目がギラギラしていて、仕事ができて、自己中心的で、たまに優しくて、寂しそうで、それゆえに執着心が強くて、どこか子どもっぽくて、他人を上手に愛せない」、要はモラハラタイプ。そして、私ととても似ているひと。気を許すとこういう人と私は引きつけ合ってしまうらしい。このことは単に恋愛に関するだけの部分的な問題では無くて、私が私自身をどう捉えて扱っているかという根深い問題なのだ。自分をちゃんと大事に愛せていますか?という問題。

 

・人間関係の変化。前述した内容と相反するようだけど、私を搾取する人と距離を取ってみた1年だった。「私がどう思うか」を立ち止まって考えて、NOと言うことを試みた。そうするとあらためて「あの時大切にされてなかったな」「あの時NOと言えばよかったし、言って誰かが傷ついたとしても、私自身を守るためにやってよかったんだ」と振り返ることができた。

 

・もしかしたら私の成長は人と比べて何回りも遅いのかもしれない。上記の内容はもう同世代のみんなはとっくに経験済みの内容なのかもしれない。でももう仕様がない。これが私だから。私のペースで積み上げていくしかないみたいだ。

 

・こんな情けない私だけれど、人には恵まれているから、大好きな人たちにちゃんと愛情を渡し、また受け取りながら、2020年も一つずつ積み上げていこうと思う。より一層魅力的な私になるために。